用語集 特定技能関連

鉄道分野特定技能協議会てつどうぶんやきょうぎかい

鉄道分野特定技能協議会とは?

鉄道分野特定技能協議会とは、特定技能制度における「鉄道」分野の受入機関・関係団体・行政が共同で参加する協議体です。

国土交通省鉄道局が運営主体(事務局)となり、規約は令和6年(2024年)8月14日に制定、第1回協議会は令和6年9月27日に開催されました。鉄道分野は2024年3月29日の閣議決定で特定技能の対象分野として追加された新分野で、本協議会も2024年に新設された組織です。

受入機関である鉄道事業者は協議会への加入が必須で、登録支援機関も加入可能です。会費は無料で、入会金・年会費とも一切不要です。

加入申請は加入届出書等の所定様式(Wordデータ)に必要事項を記入し、国土交通省鉄道局宛にメールで提出する形で行います。5年間の受入見込数は3,800人です。

主な業務・役割

制度・運用方針の周知

新設された鉄道分野の特定技能制度の趣旨・運用方針を構成員に周知します。各区分(軌道整備・電気設備整備・車両整備・車両製造・運輸係員・駅車両清掃)ごとの試験実施要領、業務範囲、受入条件等を関係者に共有します。

受入状況の把握・情報共有

鉄道分野における特定技能外国人の受入状況、適正な雇用に係る情報を集約し共有します。鉄道事業者の人手不足状況・地域偏在の防止・現場の実態把握等が主要な議題です。令和8年1月23日の駅・車両清掃区分追加に対応した運用調整も重要な課題です。

法令遵守状況の確認

受入機関の労働基準法・入管法等の遵守状況を確認します。鉄道業務は安全運行が最優先のため、安全衛生・労働時間・教育訓練の徹底が特に重視されます。違反事例の共有・予防教育も重要な活動です。

外国人材の権利保護・苦情対応

外国人材の権利保護および苦情・相談対応に関する協力体制を整備します。鉄道分野は安全責任が大きいため、外国人労働者の心身の負担軽減・コミュニケーション支援等の取組が重要となります。

関与する場面・登録要件

項目内容
正式名称鉄道分野特定技能協議会
運営主体国土交通省鉄道局(事務局)
規約制定日令和6年(2024年)8月14日
第1回協議会令和6年9月27日
関係省庁法務省(出入国在留管理庁)・警察庁・外務省・厚生労働省
業界団体日本鉄道施設協会/鉄道電業安全協会/日本鉄道車両機械技術協会/日本鉄道車輛工業会/日本鉄道運転協会等
受入機関の加入必須(鉄道事業者)
登録支援機関の加入可能
会費無料(入会金・年会費なし)
申込方法所定様式(Word)に記入し国土交通省鉄道局へメール提出
5年間受入見込数3,800人(令和6〜10年度)

活用のメリット・選び方

早期加入の必要性

鉄道分野で外国人を受け入れる事業者は、在留資格申請の前に協議会加入を完了する必要があります。鉄道分野は2024年に新設された分野のため運用情報が逐次更新されており、早期加入により最新情報を継続的に入手できます。

業界団体との連携

協議会には各区分の試験実施団体(JRCEA・鉄道電業安全協会・JRMA・日本鉄道車輛工業会・JTOA等)が参加しています。受入機関は所属業務に対応する業界団体を通じた情報入手が可能です。

情報入手のチャネル

協議会経由で国土交通省鉄道局・出入国在留管理庁の最新情報・統計データ・優良事例が入手できます。新設分野のため運用ルール・試験実施情報が逐次更新されており、定期的な情報確認が重要です。

よくある質問

Q. 加入しないでCOE申請をするとどうなりますか?

A. 出入国在留管理局でCOE申請が受理されません。協議会加入は鉄道分野のCOE申請における必須要件です。

申請を行う前に必ず協議会への加入を完了させ、加入証明を取得しておく必要があります。所定様式(Word)に記入し国土交通省鉄道局へメール提出する形で申込みます。

Q. 会費はかかりますか?

A. 入会金・年会費とも無料です。協議会への加入に費用はかかりません。

新設分野であり、行政主導で運営されているため、受入機関の費用負担なく加入できる仕組みとなっています。鉄道事業者の積極的な加入が促されています。

Q. 駅・車両清掃区分の追加で何が変わりますか?

A. 令和8年1月23日の閣議決定により6番目の区分として追加されました。協議会は新区分の運用調整を担います。

清掃業務は鉄道事業の安全運行と利用者満足を支える重要業務で、駅構内・車両内の清掃に従事する人材確保に貢献します。試験実施要領・実施団体の詳細は国土交通省鉄道局の発表を確認する必要があります。

Q. 受入見込数の3,800人はどう消化されますか?

A. 6区分の合計で5年間(令和6〜10年度)の最大値です。区分別の内訳は明示されていません。

特定技能16分野の中では小規模な部類ですが、鉄道分野の人手不足解消への貢献度は高いと期待されています。今後の運用状況に応じて見込数の見直しが行われる可能性があります。

参考資料

用語集
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