出入国在留管理庁外国人支援ポータルとは?
出入国在留管理庁外国人支援ポータルとは、出入国在留管理庁が運営する在留外国人向けの総合情報サイトです。正式には「外国人生活支援ポータルサイト」と呼ばれ、在留資格手続・生活情報・雇用労働・医療・社会保障税金・年金・教育・子育て・災害情報等の幅広いカテゴリーを掲載しています。
16言語(日本語・やさしい日本語・英語・中国語・韓国語・スペイン語・ポルトガル語・インドネシア語・ベトナム語・フィリピノ語・タイ語・ネパール語・クメール語・ミャンマー語・モンゴル語・トルコ語・ウクライナ語)で情報提供しています。
2026年2月26日には「生活・就労ガイドブック」第8版(日本語版・やさしい日本語版)が公開されました。在留外国人のうち日本語を「日常生活に困らない言語」とした外国人は約63%、一方で「希望する情報発信言語」として「やさしい日本語」を選んだ外国人は76%に上り、やさしい日本語の重要性が示されています。
「在留支援のためのやさしい日本語ガイドライン」(出入国在留管理庁・文化庁共同策定)も整備されており、関連機関のFRESC(外国人在留支援センター)と連動した支援体制が構築されています。
主な業務・役割
総合情報の多言語提供
外国人生活支援ポータルサイトは、在留資格手続・生活情報・雇用労働・医療・社会保障税金・年金・教育・子育て・災害情報等の幅広いカテゴリーを16言語で提供しています。
日本語・やさしい日本語の他、英語・中国語・韓国語・スペイン語・ポルトガル語・インドネシア語・ベトナム語・フィリピノ語・タイ語・ネパール語・クメール語・ミャンマー語・モンゴル語・トルコ語・ウクライナ語に対応しています。
「生活・就労ガイドブック」の提供
2026年2月26日に「生活・就労ガイドブック」第8版(日本語版・やさしい日本語版)が公開されました。在留外国人の生活・就労に必要な情報を体系的に整理した重要資料で、受入機関の生活オリエンテーション資料としても活用できます。継続的な改訂で最新の制度情報を反映しています。
在留支援のためのやさしい日本語ガイドライン
出入国在留管理庁・文化庁共同で策定された「在留支援のためのやさしい日本語ガイドライン」が整備されています。2020年8月に書き言葉ガイドラインが策定され、2023年には「話し言葉のポイント」追補版が公表されました。在留外国人の76%が情報発信言語として「やさしい日本語」を希望することが示されており、行政情報の確実な伝達手段として位置づけられています。
FRESCとの連動
外国人支援ポータルはFRESC(外国人在留支援センター)と連動しています。FRESCは東京都新宿区四谷のコモレ四谷タワー13階に所在し、入管庁・法務省人権擁護局・法テラス・外務省・厚労省・東京出入国在留管理局・JETRO等の窓口を集約しています。
関与する場面・基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 外国人生活支援ポータルサイト |
| 運営 | 出入国在留管理庁 |
| URL | https://www.moj.go.jp/isa/support/portal/index.html |
| 対応言語 | 16言語(やさしい日本語含む) |
| 主な情報カテゴリー | 在留資格・生活・雇用労働・医療・社会保障税金・年金・教育・子育て・災害 |
| 生活・就労ガイドブック | 2026年2月26日 第8版公開 |
| やさしい日本語希望率 | 在留外国人の76% |
| FRESC | 新宿区四谷/7政府機関集約/21言語対応 |
| 2026年1月23日 | 「総合的対応策」関係閣僚会議決定 |
| 外国人受入環境整備交付金 | 自治体ワンストップ窓口設置を財政支援 |
活用のメリット・選び方
受入機関の生活オリエンテーション活用
特定技能の生活オリエンテーション(最低8時間)の資料として外国人支援ポータルの「生活・就労ガイドブック」が活用できます。16言語で提供される情報を本人の母国語で説明することで、効率的な制度・生活ルールの周知が可能です。育成就労(2027年4月施行予定)の生活支援にも活用できます。
やさしい日本語ガイドラインの活用
在留外国人の76%が情報発信言語として「やさしい日本語」を希望することから、受入機関は社内文書・案内のやさしい日本語化が推奨されます。出入国在留管理庁・文化庁共同のガイドラインが具体的な書き方・話し方の指針を提供しています。多文化共生研修の教材としても活用できます。
FRESCのワンストップ機能
FRESCは7つの政府機関がワンフロアに集約された画期的な相談機関です。在留資格・人権・労働・法律・企業向け相談を一元提供します。電話03-5363-3025(21言語対応・予約制)で平日9:00〜17:00に運営されています。受入機関は外国人材へFRESCの活用を案内できます。
自治体ワンストップ窓口との連携
外国人受入環境整備交付金により都道府県・市町村が設置するワンストップ型相談窓口(一元的相談窓口)を活用できます。受入機関の所在地・外国人材の在住地のワンストップ窓口を確認し、本人に案内することが推奨されます。地域に密着した相談対応が可能です。
類似機関との違い
| 項目 | 外国人生活支援ポータル | FRESC | 自治体ワンストップ窓口 |
|---|---|---|---|
| 形態 | Webポータル | 対面・電話窓口 | 対面・電話窓口 |
| 運営 | 出入国在留管理庁 | 法務省(多省庁連携) | 各自治体 |
| 対応言語 | 16言語 | 21言語 | 自治体により異なる |
| 主な機能 | 総合情報提供 | 窓口ワンストップ相談 | 地域密着型相談 |
| 所在地 | Web上 | 新宿区四谷 | 全国各地 |
外国人生活支援ポータルはWebによる総合情報提供、FRESCは首都圏の対面ワンストップ相談、自治体ワンストップ窓口は地域密着型相談と、それぞれ役割が異なります。3つを組み合わせて活用することで、外国人材の総合的な支援が可能となります。
よくある質問
Q. 何言語で情報提供されていますか?
A. 16言語(やさしい日本語含む)で情報提供されています。日本語・英語・中国語・韓国語・スペイン語・ポルトガル語・インドネシア語・ベトナム語・フィリピノ語・タイ語・ネパール語・クメール語・ミャンマー語・モンゴル語・トルコ語・ウクライナ語が対象です。
主要送出国の言語をほぼカバーしているため、特定技能・技能実習・育成就労外国人にも対応可能です。
Q. 生活・就労ガイドブックとは何ですか?
A. 出入国在留管理庁が在留外国人の生活・就労に必要な情報を体系的に整理した資料です。2026年2月26日に第8版(日本語版・やさしい日本語版)が公開されました。
受入機関の生活オリエンテーション資料として活用できます。継続的な改訂で最新の制度情報を反映しています。
Q. やさしい日本語ガイドラインの内容は?
A. 出入国在留管理庁・文化庁共同策定で、2020年8月に書き言葉ガイドライン、2023年に「話し言葉のポイント」追補版が公表されています。
「文を短く区切る」「漢字にはふりがな」「敬語を簡略化」「曖昧な表現を避ける」等の具体的指針が示されています。在留外国人の76%が情報発信言語として「やさしい日本語」を希望しています。
Q. FRESCとはどう違いますか?
A. 外国人生活支援ポータルはWebによる総合情報提供、FRESCは首都圏の対面ワンストップ相談機関です。両者は連動して運営されています。
FRESCは新宿区四谷のコモレ四谷タワー13階に所在し、7政府機関を集約しています。電話03-5363-3025(21言語対応・予約制)で平日9:00〜17:00に運営されています。