用語集 行政機関

地域協議会ちいききょうぎかい

地域協議会とは?

地域協議会とは、正式には「外国人材の受入れ・共生のための地域協議会」と呼ばれ、地方公共団体・受入機関・関係機関・有識者等を構成員として、地域における外国人材受入・共生施策を協議する場です。

2019年から地方出入国在留管理官署に「受入環境調整担当官」が配置され、地方公共団体との連携協力を通じて地域協議会の運営を支援しています。地域における多文化共生施策の地域実情把握・外国人住民に係る相談体制・日本語教育・医療通訳等の課題共有を担います。

外国人材の受入れ・共生のための総合的対応策」の地域での実施を担う実働的フォーラムです。2025年6月6日には令和7年度改訂版が決定され、2025年7月には内閣官房に「外国人との秩序ある共生社会推進室」が新設されました。2026年1月23日には新たな関係閣僚会議で「外国人の受入れ・秩序ある共生のための総合的対応策」が決定され、「秩序ある共生社会実現」が新たなキーワードとなりました。

医療・教育・労働・住宅など分野横断で多文化共生を進める実働的フォーラムとして位置づけが強化されています。

主な業務・役割

地域における多文化共生施策の協議

地方公共団体・受入機関・関係機関・有識者等が一堂に会し、地域における多文化共生施策の方向性を協議します。外国人住民の生活実態・課題の把握、地域固有の事情を踏まえた施策の検討、関係機関の連携体制構築等を担います。地域の実情を踏まえた施策展開の中核となる場です。

外国人住民の課題共有

外国人住民に係る相談体制・日本語教育・医療通訳・教育・住宅・労働等の課題を分野横断的に共有します。各分野の関係機関が連携することで、外国人住民の生活基盤整備が効率的に推進されます。地域協議会の議論を通じて、各機関の役割分担と連携の方針が明確化されます。

総合的対応策の地域実施

「外国人材の受入れ・共生のための総合的対応策」の地域での実施を担います。国レベルの方針を地域の実情に応じて具体化する役割で、地方公共団体の多文化共生施策と国の支援策を連携させる重要な調整機能を持ちます。受入環境整備交付金等の活用も地域協議会の議論を踏まえて行われます。

2026年1月23日の新総合的対応策

2026年1月23日に新たな関係閣僚会議で「外国人の受入れ・秩序ある共生のための総合的対応策」が決定されました。「秩序ある共生社会実現」が新たなキーワードとなり、地域協議会は医療・教育・労働・住宅など分野横断で多文化共生を進める実働的フォーラムとして位置づけが強化されました。地域固有の課題に対応した施策の充実が求められています。

関与する場面・基本情報

項目内容
正式名称外国人材の受入れ・共生のための地域協議会
運営支援地方出入国在留管理官署(受入環境調整担当官)
受入環境調整担当官配置2019年から
主な構成員地方公共団体・受入機関・関係機関・有識者等
主な役割地域実情把握・課題共有・施策協議
連動する施策外国人材の受入れ・共生のための総合的対応策
2025年6月6日令和7年度改訂版決定
2025年7月内閣官房に「外国人との秩序ある共生社会推進室」新設
2026年1月23日「秩序ある共生社会」総合的対応策決定
主な対象分野医療・教育・労働・住宅等の分野横断

活用のメリット・選び方

受入機関の参加

受入機関は地域協議会の構成員として参加することで、地域の多文化共生施策への提言・情報入手の機会を得られます。所在地の地方公共団体・地方出入国在留管理官署と連携し、地域協議会への参加を検討することが推奨されます。地域固有の課題(医療通訳・日本語教育・住居等)への対応策を協議できます。

受入環境調整担当官との連携

2019年から地方出入国在留管理官署に配置された受入環境調整担当官は、地域協議会の運営支援を担います。受入機関は受入環境調整担当官との連携を通じて、地域での外国人材支援体制の構築を進めることができます。地方公共団体との連携の窓口役としても重要です。

2026年新総合的対応策への対応

2026年1月23日決定の「外国人の受入れ・秩序ある共生のための総合的対応策」では「秩序ある共生社会実現」が新たなキーワードとなりました。受入機関は新総合的対応策の内容を確認し、地域協議会の議論に積極的に参加することで、政策動向を把握できます。

分野横断での連携

地域協議会は医療・教育・労働・住宅など分野横断で多文化共生を進めるフォーラムです。受入機関は労働分野のみならず、外国人材の家族の教育・医療・住居等の課題も視野に入れた包括的な支援体制の構築が推奨されます。地域協議会の場を活用した関係機関との連携が効果的です。

類似機関との違い

項目地域協議会分野別協議会(特定技能)多文化共生総合相談ワンストップセンター
位置づけ地域単位の協議体分野単位の協議体自治体の相談窓口
主な機能地域多文化共生施策の協議分野別の受入支援・情報提供外国人住民向け対面相談
運営地方公共団体(入管支援)各分野所管省庁各自治体
構成員地方公共団体・受入機関・関係機関等受入機関中心
主な対応分野医療・教育・労働・住宅等横断特定技能19分野外国人住民全般

地域協議会は地域単位の横断的協議体、分野別協議会は分野単位の専門協議体、多文化共生総合相談ワンストップセンターは住民向け対面相談窓口と、それぞれ役割が異なります。これらを組み合わせて活用することで、地域での外国人材支援が効果的に推進されます。

よくある質問

Q. 地域協議会の構成員は?

A. 地方公共団体・受入機関・関係機関・有識者等が構成員です。地方出入国在留管理官署の受入環境調整担当官が運営支援を担います。

地域の実情に応じて構成員が決定されます。受入機関は所在地の地方公共団体・地方出入国在留管理官署と連携して参加を検討できます。

Q. 2026年1月23日の決定事項は?

A. 「外国人の受入れ・秩序ある共生のための総合的対応策」が決定されました。「秩序ある共生社会実現」が新たなキーワードです。

地域協議会は医療・教育・労働・住宅など分野横断で多文化共生を進める実働的フォーラムとして位置づけが強化されました。

Q. 受入機関は参加できますか?

A. はい、受入機関は地域協議会の構成員として参加できます。所在地の地方公共団体・地方出入国在留管理官署に問い合わせて参加の可否を確認します。

参加することで、地域固有の課題への対応策の協議・関係機関との連携体制構築・政策動向の把握等のメリットがあります。

Q. 受入環境調整担当官とは?

A. 2019年から地方出入国在留管理官署に配置された担当官で、地方公共団体との連携協力を通じて地域協議会の運営を支援します。

受入機関は受入環境調整担当官との連携を通じて、地域での外国人材支援体制の構築を進めることができます。地方公共団体との連携の窓口役としても重要です。

参考資料

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