2020年度の最低賃金額が発表されました。

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朝日新聞より、21日に、2020年度の全国の最低賃金額が発表されました。新型コロナウィルスの影響を踏まえ、厚労省としては「現状水準の維持が適当」とされていました。しかし、都道府県ごとの審議会で議論した結果、40件で最低賃金を引き上げる結果となりました。これにより、2020年度最低賃金の全国加重平均は、前年度比1円増しの902円になりました。

最高は3円引き上げで、青森、岩手、山形、徳島、愛媛、長崎、熊本、宮崎、鹿児島の9県。
茨城、香川など14県が2円、宮城、神奈川など17県が1円上げました。
一方、東京、大阪など7都道府県は据え置きです。

最低賃金の最高額は、東京の1013円のままで、1千円超えも昨年に引き続き、東京、神奈川でした。
最低額は792円となり、前年と比べ、最高額と最低額の差は2円縮まり、221円になりました。

(参考:朝日新聞 2020年8月21日より)