建設特定技能 国内試験「土工」「鉄筋継手」で検討 

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建設通信新聞より、新型コロナウィルスの世界的な流行で、外国人労働者は多大な影響を受けています。
法務省は、在留外国人については、在留期間延長の措置などを発表しているものの、特定技能の建設分野では、3月にフィリピンで予定していた特定技能試験がいまだに延期になっているなど、余波は収まっていません。他方で担い手確保の重要性は変わっておらず、外国人材の受入れについても感染拡大防止と経済活動を両立する「新たな日常」の構築が求められています。

海外での技能評価試験については、フィリピンでの実施が未定となっていますが、新型コロナウィルスの影響が比較的少ないベトナムでは、技能評価試験の実施を目指し調整が進められています。国土交通省とJAC(建設技能)フィリピン、ベトナム両国に加え、インドネシアなどでの技能評価試験の実施可能性調査にも乗り出すようです。

また、特定技能の国内試験の検討も具体化段階に入り、技能実習がない業務区分については、ニーズが高まっており、「土工」と「鉄筋継手」の検討が先行しています。

(参考:建設通信新聞 2020年6月9日より)