ナムチャウ人材派遣投資株式会社
ベトナムの送出機関・ナムチャウ人材派遣投資株式会社日本とベトナムの関係をさらに緊密に、より発展的に。
ナムチャウ人材派遣投資株式会社の特長
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創業2016年
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拠点ベトナム
ハノイ
日本千葉、大阪
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日本人スタッフ2名
リクルーティング
実習生に重くのしかかる費用負担をできる限り減らし、候補者が集まりやすい環境をつくることに力を入れている同社では、候補者の募集・登録段階でIQテストやクレペリン、四則計算などのテストから作文、自己性格判断などの試験を実施しています。テスト・試験に合格した候補者だけがデータ登録され、健康診断の後、日本語学習をしながら受入企業・監理団体からの募集案内を待つしくみになっています。
- 教育機関
水資源大学をはじめとした大学、短大、専門学校と提携しています。
- Facebook
世界的に見てもアクティブユーザー数の多いベトナムでは必須といえるチャネル。
- 広告
若者に指示が集まる媒体や場所を狙い定めて出稿。
- 紹介制度
過去に送り出した実習生を中心に、優秀な人材を紹介してもらう制度を導入。
面接
受入企業・組合からの募集案内が来ると、時間をかけて募集要項・雇用条件を説明し、受入側が求める候補者像に近い人材と面談を行ないます。日本語教育を続けながら意識改革教育、面接マナー教育、学力テスト、家庭訪問などを実施し、面接に備えます。
受入企業・監理団体に送る履歴書は、上記の教育やテストの結果が水準を超えた候補者のデータのみとしています。基本的には現地面接を推奨しており、面接の方式や理想の状況などを事前にヒアリングし、面接時のスケジュール調整など当日に備えて準備します。現地面接が難しい企業・監理団体には候補生の日常を収めた動画を用意しています。
ナムチャウ人材派遣投資株式会社の教育
カリキュラム
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入学後3~4週間
・ひらがな、カタカナ
・数字
・あいさつ
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~24課
・語彙文法、読解
・聴解、漢字、会話
・4課ごとにテストを実施
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25課終了時点
・N5模擬試験と会話テストを実施
・試験結果をもとにコンサルテーション
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26~48課
・1日1~2時間程度を使って専門用語の授業を開始
・引き続き4課ごとにテストを実施
ひらがな、カタカナ、数字、あいさつが100%理解できたらテキスト「みんなの日本語」を使った本格的な教育を開始、習得状況を把握するために各4課ごとにテストを実施します。など、会話テストは原則日本人教師が担当しています。また、授業が終わった後にも夜間勉強の時間を設け、各自が1日に学んだ内容の復讐や次の日の予習、リスニングの練習などを行なっています。
教育責任者
スリランカ出身 36歳
アジアンテクノ協同組合 国際部長 兼 ナムチャウ日本語教育センター リーダー
- 略歴
2002年、母国スリランカにて医者を目指し医学部に入学するが、家庭の事情にて2年で中退
2004年、日本語習得及び、日本国内の就職を目指し日本へ留学
2004年、日本語学校(2004年)及び2006年学校卒業
2006年、2006年より2012年まで、語学力(英語、スリランカ語、日本語)をいかし、日本の人材派遣会社にて通訳として勤務
2013年、スリランカに帰国 旅行会社を起業
2014年、ベトナム人の妻とともにベトナムに在住し、日本語センターにて日本語教育に従事し現在に至る - 資格
・日本語能力検定試験N1(2007年取得)
教育方針
会話と聴解を主とし、理解よりも「日本で運用できること」に重点を置いた日本語教育を方針に掲げています。
朝食を済ませたあと、学習効率を上げることと基礎的な体力の向上を兼ねて体操やウェイトトレーニングを毎日行ない、1日の授業に備えています。
日本での生活でトラブルにあわないために、寮生活に日本での生活習慣やルールを取り入れたり、トラブル事例を用いて教育しています。
また、5S(整理・整頓・掃除・清潔・躾)を身に着け、人間性を高めるために、毎日の全体掃除では日本語での指示にしたがって校内をすみずみまで掃除し、日本式のごみ分別も学びます。
実際の雇用条件書をもとに日本での生活費をシミュレーションしたり、実習予定の職場でのルールや専門用語を学び、日本で働くための心得を事前に身に付けさせています。
専門性のある短期大学や職業訓練所の協力を得て、受入企業の専門性に合わせた教育を実施しています。
<おもな協力機関>
ハノイテクノロジー職業訓練短期大学、第一建設職業訓練短期大学、ハノイファッション・縫製職業訓練専門学校、QMC溶接訓練センター、ハノイThanh Xuan職業訓練学校、その他介護製品企業、介護施設など
ナムチャウ人材派遣投資株式会社のサポート
入国後・研修中のサポート
技能実習生をサポートするために、本社の教育担当、実習生の家族、日本在住のサポーターと随時情報交換を行ない、万が一問題が発生した際にも一丸となって解決を目指します。緊急時は電話だけでなく、実習生がよく使用している各種SNSにも対応しています。
帰国後のフォローアップ
技能実習生たちは、帰国6か月前ごろから将来への不安がつのり、不安定な精神状態に陥りやすくなります。そのタイミングでヒアリングを行ない「もっと日本について学びたい」「日系企業で働きたい」「技術を生かして開業したい」など本人の希望を尊重した上で安心して帰国できるようサポートします。