特定技能 海外試験合格者 思うように伸びず

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日本経済新聞の集計によると、海外で実施された特定技能の技能評価試験の合格者は、2020年2月中旬時点で2400人強でした。政府が2019年度特定技能外国人の受入れ見込み数として、掲げていた最大4万人程度を大きく下回っています。

開催された各技能評価試験の受験者は、全体で4400人強いましたが、合格率は約55%となっています。
中でも、最も合格者が多かったのは介護職で、フィリピン、カンボジア、インドネシア、ネパール、モンゴルで試験が実施され、約3000人が受験しました。合格者は約1400人出ており、フィリピンでの合格が85%を占めました。

外食業は、フィリピン、カンボジアで行われ、326人が合格。
宿泊業やビルクリーニングは、ミャンマーで行われ、2業種合わせて198人が合格しました。

その他、漁業、建設も海外での技能評価試験の実施目途が立ち、ようやく全14職種の準備が整ってきました。

(参考:日本経済新聞 2020年02月21日より)