深刻な人手不足の打開策に  大手建設メーカーがベトナムに技能訓練校を開校

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エコノミックニュースより、厚生労働省が今年2月に発表した「一般職業紹介状況」によると、2018年の建設技術者(建築・土木・測量技術者)の有効求人倍率は、平均で6.18倍となっており、求職者1人に対して、求人数が6件と、建設業界は深刻な人手不足に陥っています。

技術者の育成を行いたくとも、日本国内での採用が難しい状況の為、大手住宅メーカーの積水ハウスは、外国人技術者の育成と確保に動き出しました。

2019年11月にベトナムのハノイに住宅メーカー初となる同社住宅建設工事向けの技能訓練施設を開設することを発表しました。一般社団法人JIC協同組合支援協会と業務委託契約を締結し、現地送出機関と連携することで、グループ会社や協力会社へ技能実習生の受入れ体制を強化し、建設現場での施工力確保を図るようです。

この施策によって、2022年には、グループ会社や協力会社へ約300人のベトナム人の登用を目指しています。

(参考:Economic News 2019年11月3日より)