IIS(アイ・アイ・エス)


カンボジアの送出機関・IISカンボジアと日本をつなぐ。
IISの実績
- 2015 71名
- 2016 192名
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2017
223名
※2017年12月時点
在籍56名
受入企業の業種
食品加工
(水産)溶接
(造船・建設等)縫製
(衣類・自動車シート等)建設
(とび・型枠等)施設園芸
(まいたけ)自動車整備
IISの特長
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創業2016年
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拠点カンボジア
プノンペン
日本
シェムリアップ愛知県名古屋市
愛知県豊橋市 -
日本人スタッフ6名
うち日本国内勤務3名
リクルーティング
IISでは、日ごろからさまざまなチャネルを活用し優秀な人材を確保しています。受入企業から依頼があると、志望動機や職歴、学歴などの条件をもとに実習生候補者を絞り込み、面接・面談を実施します。合格した候補生が受入企業の面接に進むことができるという、2段階方式を取っているため、優秀な人材が確保しやすいといえます。
また、初めて外国人技能実習制度を利用する受入企業を対象に、採用条件のアドバイスを行うなどのサポートを実施することで、ミスマッチ採用や今後のトラブルを未然に防いでいます。

- リクルーター
IISと契約するリクルーターがカンボジア全国に駐在。
- 各種専門学校
自動車整備、縫製、建設などの各種訓練校と提携し、在校生・卒業生にアプローチ。
- 人材派遣会社
カンボジア本土の人材派遣会社と提携。帰国した実習生の登録サポートも実施。
- 広告
カンボジアで有効なのがチラシ広告。工場の近く、交通量の多い交差点など的を絞って配布。
- Facebook
カンボジアの若者にとって必須のアプリケーションといえるfacebookを活用し、情報を発信。
- 紹介制度
過去に送り出した優秀な実習生からの紹介。
面接

カンボジアは家族の結びつきが強い国です。送出をする前に、実習生本人とその家族と3者面談を実施し、本人・家族の意思を再確認し、家族との信頼関係を構築したうえで、技能実習制度に対する深い理解と同意、協力を促しています。
採用後の職種や処遇、実習環境のミスマッチを防ぐことにもつながるため、受入企業の直接面接を強く推奨しています。現地面接の場合、スケジュールを調整し、プノンペン国際空港の出国ゲートまで迎え、プノンペン主要地域への案内なども対応します。現地面接が難しい場合は、スカイプを使ったビデオ電話面接や候補生の普段の様子を収めたビデオなどで判断できるよう手配しています。
IISの教育
カリキュラム
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日本語の基礎力を身につける
・日本語の仕組みと構造
・ひらがな、カタカナの読み書き
・5つの母音と発音を反復し記憶
1MONTH -
簡単な文章構成能力の習得
・徹底した基礎力強化の継続
・簡単な文章の作成
・日常会話・会話力強化
2MONTHS -
N5レベルの日本語力習得
・応用力強化
・文章構成力・会話力・聴解力・発音力・語彙力・各種基礎力の向上
3MONTHS -
N4レベルの日本語力習得
・実習現場を意識した日本語の実践
・会話力・聴解力・発音力・語彙量・専門用語・地域の方言
・即戦力化の準備
4MONTHS
※「N5」「N4」とは、日本語能力試験の認定レベルを示す目安です。
日常生活の中でも身近な話題について書かれた文章を読んで理解したり、ややゆっくりとしたスピードで話される内容をほぼ理解できる「N4」レベルを目指しています。
テキストはカンボジアで1番大きく最も古い歴史を持つ王立プノンペン大学とJICAが無償資金協力をして立ち上げたCJCC(カンボジア日本人材開発センター)が提供しているものを採用しています。
教育方針
3~6ヶ月という限られた直前講習期間内に、言葉だけでなく「日本のこと」を理解し、生活の準備を整えられるかに重点を置き、日本的な生活習慣や基本用語を反復して身に着けるための3つの教育方針を打ち立てています。
理解度の測定と競争意識を刺激するために、1ヵ月に一度の頻度でクラス分けテストを実施しています。はじめの1ヵ月はDクラスからスタートし、ひらがな・カタカナを理解していればBクラス、応用力を実践するAクラスは上位25名限定です。実習生たちは、このテストをモチベーションに日々学んでいます。

日の出が早いカンボジアでは、毎朝7時25分に実習生が学校のロビーに集まり、全員で掃除を始めます。人間生活の基本は清掃、身のまわりの環境を清めることから始まると考え、校内のエントランスや教室、寮内など、暮らしに関わる場所の整理整頓を中心に指導者が率先して「整理」「整頓」「掃除」「清潔」「躾」の5S活動を実施しています。

毎朝実施している校内掃除で、掃除の段取りを生徒が自ら考え・実行します。
掃除終了後には反省会を実施し、結果の採点、改善点を話し合うなど、仕事への向き合い方を学んでいきます。

IISのサポート
日本への理解を促し続ける
入国後も技能実習生に対して社会ルールや食文化の違い、日本における安全・衛生の概念などを学んでもらうサポートを行っています。
また、入国後も母国の家族をはじめ日本の受入企業、監理団体など多くの方に親身になっていただいていることを理解してもらいます。
コミュニケーションのアドバイス
どういう場合にどのようなコミュニケーションを取るのが適切なのか、またどんなツールを使えば有効なのかなど、普段からカンボジアの若者と接している送出機関の視点でアドバイスします。
帰国後の就職フォロー
帰国した技能実習生が就職・復職できるよう現地の人材派遣会社と提携。帰国後に日本語能力検定試験を実施し、成績優秀者には報奨金を贈呈するなど、技能実習生のモチベーションをアップする施策を実施しています。報奨金は採用が決まったカンボジア企業からの人材紹介料から捻出しています。

受入企業からの相談・申し込みから技能実習生の受入開始まで約6ヵ月のスケジュールで進んでいきます。

